インフルエンザの症状を知る意義|冬こそ注意

呼吸器感染症を診断する

ウィルス

感染症の特徴を把握する

インフルエンザとは、ウイルスによって起こる急性の呼吸器感染症のことです。よく風邪と混同されますが、原因となる病原体(ウイルス、細菌)が異なります。インフルエンザの症状は、せきや喉の痛み、発熱など、風邪と似た症状もあります。しかし、風邪よりも全身症状が強いことが特徴で、発熱も高熱となる傾向があり、衰弱が激しいのが特徴です。インフルエンザに多い症状としては、関節の痛みや悪寒、急激な発熱などが挙げられます。しかし、インフルエンザの型や、患者の年齢などによっては、必ずしもそのような症状が出ない場合もあります。例えば、高齢者は、38℃以下の発熱となることもあります。 このような症状以外に、インフルエンザの診断方法としては、簡易的なイムノクロマトが挙げられます。鼻腔やのどの奥の粘液を採取し、抗原抗体反応によって感染の有無を調べる方法です。小さなチップのメンブレン上にピンクや青のラインが発色すれば陽性(感染している)、しなければ陰性と、簡単に結果が判別できます。その場で、15分程度で簡便に診断できるのが長所です。しかし、感度が低いことがデメリットで、感染の初期に置いては、感染しているにもかかわらず陰性と診断されることがあり、この結果を「偽陰性」といいます。イムノクロマトでは、約三割の感染者を偽陰性と診断してしまうのです。そのため、一度診断を受けて「陰性」であっても、再度日をおいて診断を受けないといけない場合があります。